がんと闘う男のブログ 発覚から入院・治療まで

【大腸がん治療日記】大腸がんの治療 (その5 退院)

投稿日:2019年11月7日 更新日:

患者は患部を取り除けばただのけが人。病院はさっさと退院して欲しいのです。次の患者が待っているから。
以下の内容は、私の実話です。

じゃんじゃん歩く

昨日の辛さがうそのように、3日目になると動ける動ける。痛みはあるが、もうあまり問題なく歩き回れるようになるので散歩しまくった。とっとと退院したかったし。

順調に回復、トイレも自力で行けるようになる

開腹した部分は溶ける糸で止めてあったため抜糸などは必要ない。ただ、当初は腹の中の汁を出すため管がぴょろっとついていた。それも2, 3日後には抜けた。

同じように、尿排出のためのカテーテルも取れた。点滴繋がるだけの自由が手に入った。もうほとんど制約は無くなってきた。

食事が始まる、シャワーも浴びる

重湯からだったと思う。3日目か4日目くらいには食事が始まった。この頃からは時間とともに回復していくのがよくわかった。動けるようにもなるしね。
同時にシャワーも浴びられるようになった。湯船はNGだが、シャワーで患部を洗ってもいいとの許可も出てた。さっぱりできた。

咳やくしゃみがつらい

とかくしゃみって、その瞬間に下腹部にかなりの力がかかりますね。なので、する前には細心の注意を払って、、、って無理。生理的に出るものだから、突然ゴホンとかハックションってやった日にゃ、ハラを押さえて悶絶するハメになります。その度にハラの中でぶちぶちと音が. . .糸が切れるかなんかしてるんだろう。大丈夫か?(大丈夫だったけど)

最後の方になってやっと気がついた。腹を手や腕でグッと抑えてから咳をすればいいんだ。ウエイトリフティングのベルトみたいな感じ。それで、そこそこの圧力に耐えられることがわかった。

そして、退院

私の手術は水曜日でした。で、3日後の土曜日の回診の時にもう退院の話が出ました。早くね?火曜とか水曜でもいいよと言われましたが、そりゃあかんでしょ。

結局、術後ちょうど10日後の土曜日に退院しました。ただその時にはほぼ痛みも治まってきていたので、院内を歩き回るだけではもの足らず、階段(14フロアー分くらいだったかな)の上り下りをするなんてくらいまで回復していました。そりゃさっさと出てけと言われるのも無理ないか。。。

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