日本人の死亡原因No1はがんです。今や2人に1人はがんになるという恐ろしくもあり身近な病気です。がん=死と簡単に考えることなく、正しい情報を知ることによって不要な不安は無くしましょう。
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がんといってもいろいろあるよね?
分類方法で異なるでしょうが、ちなみにがん情報サービスによれば、ざっと70種類になります。胃がん、肺がん、大腸がん、肝臓がん、乳がんなんてのはよく耳にしますよね。白血病だって立派ながんなのですよ。
部位ごとの割合ってどうなっているの?
2015年の1年間にがんと診断された人の数(罹患数)は男女で異なり、多い順で以下のようになっています。出典: 最新がん統計
2014年の罹患数(全国合計値)が多い部位
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
男性 | 胃 | 肺 | 大腸 | 前立腺 | 肝臓 |
女性 | 乳房 | 大腸 | 胃 | 肺 | 子宮 |
男女合計 | 大腸 | 胃 | 肺 | 乳房 | 前立腺 |
ちなみに死亡者数から見るとまた異なる結果です。
2017年の死亡数が多い部位
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
男性 | 肺 | 胃 | 大腸 | 肝臓 | 膵臓 |
女性 | 大腸 | 肺 | 肝臓 | 胃 | 乳房 |
男女合計 | 肺 | 大腸 | 胃 | 膵臓 | 肝臓 |
解釈としては、男性は胃がんになる人がもっとも多いけど、死ぬ人は肺がんがもっとも多いということなのかな。
生存率は?
「生存率」って怖い言葉ですよね。生き残っている確率ってことですよ。
3年生存率とか5年生存率とかあります。部位やステージによって異なるので、細かく状況を当てはめて見る必要があるでしょう。つまり、全体でXX%とか、まったく意味はありません。
部位・病期別5年生存率
実測生存率とか相対生存率の言葉の定義に関しては、上の出典先を見てください。どっちで見るかは立場によるでしょう。また、元データとしての表は以下にあります。
ちなみに私は大腸がんステージ4です。5年生存率で17~19%くらい。ざっくり6人に1人くらいしか5年後まで生きていないってことです。なかなかの確率で私は生き残っているわけです。もう8年も経ってるんだなぁ。やるなぁ、俺。